星街の招待

第二の故郷である大阪を離れ、東京に来て1年が経った。 1年を総括する節目の時くらい、思ったことを言葉にしておくかという気持ちになったので、明日からまた仕事だぞという連休最終日の深夜にブログを書いている。 始めに、2019年が僕にとってどういう年だ…

努力の夢枕

社会人になってしまった。 職場と家を往復する毎日に心をやられてしまうOL、みたいなキャラクターを見る度に「言うてでしょ」などと思っていたが、実際自分がそういう立場になってみると本当に厳しいものを感じる。体力的にはそれほどキツくないホワイトな職…

岩屋の揺蕩

先日25歳になった。ちょうど四半世紀生きたことになるが、この半年ほど自分自身と向き合った時期はなかったように思う。自分自身というか自分の将来というか、現実を見なければならないというのは辛いもので、書きたいことはあったのに半年以上ブログ更新で…

私心の欠落

「○○な人が××すべきn個の理由」 こんなタイトルの書籍や記事を、誰しも一度は目にしたことがあると思う。 僕はこの手の記事が嫌いだ。何故かと言うと、n個といいつつ結局内容が重複していて、一言二言で済むような内容を間延びさせているものがほとんどだか…

教育の対価

駅のプラットホームから線路に降りようとしている小学生がいる。 それを見つけた時、黙って見届けるだろうか。それとも危険だと注意するだろうか。 r25.yahoo.co.jp これは半年ほど前の記事だが、子どもの危険行為を見かけた時、およそ6割の人が注意をしな…

精神の追行

人はいつ「大人」になるのだろうか。 もちろん制度的な話ではなく、個々人がなんとなく持っている、これができるようになったら大人だよ、と言う基準や諸条件のことである。こういうことを考えるようになる前、少年だった僕の中の「大人」とは「親」のことで…

最初の一手

僕は日記をつけていた。 大学に入ったのが2011年で、その11月から2014年の終わりまでだからおよそ3年間続いていたことになる。もとはと言えば、僕の人生における最深の闇である浪人時代と比較して目新しいことや嬉しいこと、楽しいことが多かったから、これ…